Birthstone
7月の誕生石ルビーの意味と特徴|指輪に入れる楽しみ方

7月の誕生石はルビーです。ルビーは鉱物「コランダム」のうち赤いものを指し、その赤は微量に含まれるクロムという元素によって生まれるといわれています。石言葉には「情熱」「威厳」「勇気」などがよく挙げられ、硬さはモース硬度9と、毎日つける指輪にも向いているとされる石です。この記事では、7月生まれの方やルビーに惹かれる方に向けて、ルビーの色と特徴、石言葉、性質、そして結婚指輪・婚約指輪に入れるときの楽しみ方をご紹介します。
7月の誕生石ルビーとは|赤い色と特徴
ルビーの赤はクロムから生まれる
ルビーは、サファイアと同じ「コランダム」という鉱物の仲間です。純粋なコランダムは無色ですが、そこにごくわずかなクロムが含まれることで赤い色があらわれ、クロムが多いほど赤が強くなるとされています。赤いコランダムだけが「ルビー」と呼ばれ、それ以外の色のものはサファイアと呼ばれます。7月のルビーと9月のサファイアは、色の違う「きょうだい」のような関係といえます。
名前の由来と「宝石の王」という呼び名
ルビーという名前は、ラテン語で赤を意味する「ruber」に由来するといわれています。古代インドでは、その希少さと硬さ、美しさから「貴重な石の王」と呼ばれたと伝えられています。
評価の高い色「ピジョンブラッド」
ルビーの色の中でも、わずかに紫みを帯びた深い赤は特に評価が高く、「鳩の血(ピジョンブラッド)」と呼ばれることがあります。とはいえ、ルビーの赤には明るい赤から深い赤まで幅があり、どの色合いを好むかは人それぞれです。
主な産地
ルビーの名産地としては、ミャンマーやヒマラヤ周辺、ベトナム北部などが知られています。こうした産地のルビーは、主に大理石の中で育つといわれています。
ルビーの石言葉(諸説あり)
ルビーの石言葉としてよく紹介されるのは、次のような言葉です。
| 石言葉の例 | 指輪に重ねるなら |
|---|---|
| 情熱 | 恋に落ちた日の気持ちを忘れずにいたい |
| 威厳 | ふたりで凛と歩んでいきたい |
| 勇気 | 新しい生活に踏み出す一歩に |
石言葉は出典によって表現が異なり、ひとつに決まっているものではありません。「この石にはこんな言葉があるといわれているんだって」と、ふたりで話すきっかけとして楽しむのがおすすめです。ほかの月の石と石言葉は誕生石一覧と意味でまとめています。
日本の7月の誕生石はルビーとスフェーン
日本の誕生石は、2021年に全国宝石卸商協同組合が改定を行い、いくつかの月に新しい石が加わりました。7月にはスフェーンが加わり、7月の誕生石はルビーとスフェーンの2つになっています。
| 7月の誕生石 | 備考 |
|---|---|
| ルビー | 以前から7月の誕生石として親しまれてきた石 |
| スフェーン | 2021年の改定で新たに加わった石 |
コフレクルールでは、7月の誕生石としてルビーをご用意しています。誕生月がほかの月でも、7月が入籍日や結婚式の月、ふたりが出会った月なら、記念の石としてルビーを選ぶという考え方もあります。
ルビーの性質|硬さ・割れにくさ・お手入れ
結婚指輪は長い年月、毎日身につけるものです。ルビーの性質を知っておくと、より安心して選べます。
モース硬度9で、割れにくい石
ルビーのモース硬度は9とされ、比較的硬い石です。また、割れやすい方向(へき開)がなく、割れにくさ(靭性)にも優れているため、毎日使う指輪にも向いているといわれています。熱や光、一般的な化学薬品にも、ふだんの着用では安定しているとされています。
処理について知っておきたいこと
ルビーは、紫みを取り除いて赤を澄ませるために加熱処理されることが一般的だといわれています。加熱処理の効果はふだんの着用やお手入れでは安定しているとされ、取引でも広く受け入れられています。一方で、ガラスなどで割れ目を充填した石は、レモン汁のような弱い酸でも傷むことがあるとされ、取り扱いに注意が必要です。
ご家庭でのお手入れ
| 項目 | 一般的な目安 |
|---|---|
| 硬度 | モース硬度9 |
| へき開 | なし |
| 洗い方 | 温かい石鹸水でやさしく洗うのが安全 |
| 気をつけたいこと | 充填・染色された石は湿らせた布で拭く程度に |
- ルビーは硬く、割れにくい性質をもつ石とされています
- お手入れは、温かい石鹸水とやわらかい布が基本です
- 洗浄機を使うかどうかは、自己判断せず取扱店に相談すると安心です
指輪全体のお手入れの方法は、結婚指輪のお手入れ方法でご紹介しています。
ルビーを結婚指輪・婚約指輪に入れる楽しみ方
内側に納める「ふたりの色」
コフレクルール(Coffret Couleur)は、ふたりの誕生石2石をリングの内側に並べて納める結婚指輪・婚約指輪です。「コフレ」はフランス語で小箱・宝箱、「クルール」はフランス語で色。7月生まれの方なら、ルビーの赤がふたりの宝箱の色のひとつになります。
外からは見えにくい内側だからこそ、華やかな赤もさりげなく身につけられます。指輪を外したときにふと目に入る赤は、ふたりだけが知っている小さな秘密のようです。内側に石を入れる意味は結婚指輪の内側に石を入れる意味で詳しくご紹介しています。
ルビーと相手の誕生石の組み合わせ例
ルビーの赤は、相手の誕生石によって表情が変わります。
- 7月 ルビー × 1月 ガーネット:深い赤どうしが重なる、あたたかな組み合わせ
- 7月 ルビー × 5月 エメラルド:赤と緑が互いを引き立てる、印象的な組み合わせ
- 7月 ルビー × 9月 サファイア:同じコランダムの仲間どうし。赤と青の対比も楽しめます
- 7月 ルビー × 4月 ダイヤモンド:無色のきらめきが赤をいっそう引き立てます
ふたりとも7月生まれなら、ルビーを2つ並べて「おそろいの赤」にすることもできます。色の組み合わせ方はふたりの誕生石の組み合わせ方もあわせてご覧ください。
「情熱」の言葉をもつリングと重ねる
コフレクルールの8つのデザインには、それぞれ言葉の名前があります。そのひとつCoffret Passionは「情熱」の意味をもつリングです。「恋に落ちた瞬間の高鳴りをずっと忘れないように」という想いを込め、ダイナミックなラインが情熱の炎を描き、誕生石2石がその中心で燃えるように輝くデザインです。ルビーの石言葉としてよく知られる「情熱」と重ねて選ぶのも、ひとつの楽しみ方です。
素材はPT900とK18(WG/PG/YG)からお選びいただけます。ほかのデザインはコレクション一覧からご覧ください。
ルビーの組み合わせを試してみる
トップページの誕生石シミュレーターでは、2つの誕生石の組み合わせを試すことができます。ルビーと相手の誕生石を並べて、ふたりの色を確かめてみてください。実際の石の色合いは、取扱店一覧からお近くのお店で見ていただけます。
まとめ
- 7月の誕生石ルビーは、コランダムのうち赤いもの。赤はクロムによって生まれるといわれています
- 石言葉には「情熱」「威厳」「勇気」などが知られていますが、諸説あります
- 日本の7月の誕生石は、2021年の改定でルビーとスフェーンの2つになりました
- モース硬度9で割れにくい性質をもち、毎日つける指輪にも向いているとされています
- コフレクルールでは、ルビーをふたりの誕生石のひとつとしてリングの内側に納められます
情熱を思わせる赤を、ふたりの宝箱にそっとしまう。7月生まれの方にとって、ルビーは結婚指輪にふさわしい「わたしの色」になってくれるはずです。