Birthstone
結婚指輪の石の選び方|記念日・好きな色で選ぶ方法と石の性質

結婚指輪の石は、誕生石にこだわらず「ふたりにとって意味のある月」や「好きな色」で選んでもかまいません。入籍日や結婚式の月、ふたりが出会った月の石を選べば、その日の記憶を指輪に残せますし、好きな色の石を選べば毎日つけるのが楽しみになります。あわせて知っておきたいのが、石の硬さや衝撃への強さといった性質です。この記事では、誕生石以外の石の選び方と、結婚指輪に選ぶときに知っておくと安心な石の性質をご紹介します。
誕生石以外で結婚指輪の石を選ぶ考え方
誕生石は、その人が生まれた月の石です。ただ、結婚指輪はふたりの関係を表す指輪でもあるので、「ふたりの記念の月」で石を選ぶという考え方もあります。
| 選び方 | 例 | 込められる想い |
|---|---|---|
| 記念日の月で選ぶ | 入籍日・結婚式・プロポーズの月の石 | ふたりの新しい人生が始まった日を残す |
| 出会った月で選ぶ | はじめて会った月・付き合い始めた月の石 | ふたりの物語のはじまりを思い出せる |
| 好きな色で選ぶ | ふたりの好きな色・思い出の場所の色 | 見るたびに気持ちが明るくなる |
| 石言葉で選ぶ | 想いに合う石言葉を持つ石 | 言葉に託したメッセージを身につける |
記念日の月の石を選ぶ
入籍日や結婚式の日が決まっているなら、その月の誕生石を選ぶのもすてきです。たとえば6月に入籍するならムーンストーン、11月ならブルートパーズというように、ふたりの「はじまりの月」の色を指輪に納められます。
出会った月の石を選ぶ
ふたりが出会った月の石は、ふたりだけの物語を表す石になります。「この石は、はじめて会った春の色」というように、指輪を見るたびに出会いの日を思い出せるのが魅力です。
好きな色で選ぶ
石の意味よりも、純粋に色の好みで選ぶのもひとつの方法です。毎日身につける指輪だからこそ、見るたびにうれしくなる色を選ぶのは自然なことです。
石言葉で選ぶ
石言葉に惹かれて石を選ぶ方もいます。たとえば8月のペリドットは「夫婦の幸福」、9月のサファイアは「慈愛」「誠実」といった石言葉が紹介されることがあります。ただし石言葉は出典によってさまざまなので、言い伝えとして気軽に楽しむのがおすすめです。月ごとの石と石言葉は誕生石一覧と意味でまとめています。
誕生石と組み合わせる
「わたしは誕生石、相手は出会った月の石」というように、誕生石と記念の石を組み合わせることもできます。ふたりの誕生月が同じで、違う色も楽しみたいときにも使える考え方です。色の組み合わせ方はふたりの誕生石の組み合わせ方でご紹介しています。
結婚指輪の石選びで知っておきたい石の性質
結婚指輪は長い年月、毎日身につけるものです。石を選ぶときは、色や意味とあわせて、石の性質も知っておくと安心です。
「硬さ」と「割れにくさ」は別のもの
宝石の硬さを表す目安として、よく使われるのが「モース硬度」です。これは、ひっかいたときの傷のつきにくさを1〜10の数字で表したものです。ただし、数字の間隔は均等ではなく、たとえばダイヤモンド(10)とルビー・サファイア(9)は数字では1しか違いませんが、実際の硬さには大きな差があるといわれています。
また、傷のつきにくさ(硬度)と、衝撃による割れにくさ(靭性)は別の性質です。硬い石でも、「へき開」と呼ばれる割れやすい方向に強い力が加わると、欠けたり割れたりすることがあります。
- モース硬度は「傷のつきにくさ」の目安です
- 「割れにくさ(靭性)」は硬度とは別の性質です
- へき開という割れやすい方向を持つ石もあります
コフレクルールの12の誕生石の性質
コフレクルールでご用意している12の誕生石について、一般的に知られている硬度の目安と、扱うときに気をつけたい点をまとめました。
| 石 | 硬度の目安 | 一般的に知られる性質・気をつけたいこと |
|---|---|---|
| ダイヤモンド(4月) | 10 | とても硬いが、へき開方向への強い衝撃で欠けることがある |
| ルビー(7月)・サファイア(9月) | 9 | 硬く、割れにくいとされる |
| ブルートパーズ(11月) | 8 | へき開がはっきりしていて、落下や衝突で割れることがある |
| アクアマリン(3月) | 7.5〜8 | 内包物が少なく、比較的割れにくいとされる |
| エメラルド(5月) | 7.5〜8 | 内包物が多く、衝撃に弱いとされる |
| ピンクトルマリン(10月) | 7〜7.5 | 靭性は「普通」とされ、強い衝撃は避けたい |
| アメシスト(2月) | 7 | ほこりと同じくらいの硬さのため、ほかの宝石と分けて保管するとよい |
| ガーネット(1月) | 6.5〜7.5 | 種類によって硬さに差がある |
| ペリドット(8月) | 6.5〜7 | すり傷がつきやすいとされる |
| ムーンストーン(6月) | 6〜6.5 | 靭性が低く、強い衝撃で割れることがある |
| タンザナイト(12月) | 6〜7 | 衝撃で割れやすい性質(へき開)があり、急な温度変化も避けたい |
※ピンクトルマリン・ブルートパーズは、それぞれトルマリン・トパーズとしての一般的な値です。硬度は種類や個体によって幅があります。
毎日つける指輪のための扱い方
どの石を選んでも、次のような点に気をつけると、長く大切に身につけられます。
- 重い荷物を持つときや、スポーツをするときは外しておく
- 硬いものにぶつけないように気をつける
- ほかのジュエリーと重ねてしまわず、分けて保管する
- お手入れは、やわらかい布でやさしく拭く
ご家庭で洗うときは、温かい石鹸水を使う方法が安全といわれています。超音波洗浄器やスチームクリーナーは、エメラルド・ムーンストーン・タンザナイトなどには勧められないとされているため、自己判断で使わず、取扱店に相談すると安心です。
内側に石を納めるという選び方
石の位置も、選び方のひとつです。コフレクルール(Coffret Couleur)は、ふたりの誕生石2石をリングの内側に並べて納める結婚指輪・婚約指輪です。「コフレ」はフランス語で小箱・宝箱、「クルール」はフランス語で色。外側からは見えにくい内側に、ふたりの色をそっとしまっておけます。
誕生石は各月ひとつずつ、12の石からお選びいただけます。記念日の月や出会った月の石を選びたいときも、12の石の中から選べます。内側に石を入れる意味については結婚指輪の内側に石を入れる意味で詳しくご紹介しています。
デザインは8つ。言葉の名前を持つそれぞれのリングはコレクション一覧から、ものづくりについてはクラフトマンシップのページからご覧いただけます。結婚指輪の選び方全体を知りたい方は、結婚指輪の選び方も参考にしてみてください。
石の組み合わせを試してみる
どの石にするか迷ったら、トップページの誕生石シミュレーターで、2つの石の組み合わせを試してみてください。誕生月だけでなく、記念日の月や出会った月の石を選んで並べてみるのも楽しい時間になります。実物の色は、取扱店一覧からお近くのお店で確かめられます。
まとめ
- 結婚指輪の石は、誕生石だけでなく、記念日の月・出会った月・好きな色・石言葉で選ぶこともできます
- 誕生石と記念の石を組み合わせる方法もあります
- モース硬度は傷のつきにくさの目安で、割れにくさ(靭性)とは別の性質です
- 石によって気をつけたい点が違うため、性質を知って選び、やさしく扱うと安心です
- コフレクルールは、内側にふたりの2石を並べて納める結婚指輪・婚約指輪です
ふたりにとって意味のある月、心が動く色。その石こそが、ふたりの結婚指輪にふさわしい石です。